Tech カテゴリのイメージ

今日のお弁当の具材を考えてくれる「おべんとうデザイナー」を作った

毎朝のお弁当でいちばん頭を使うのは、味付けや調理ではなく「今日は何を入れるか」を決めるところだと思う。冷蔵庫を開けて固まる、あの時間を短くしたくて、ボタンひとつで献立を組んでくれるアプリを作った。

おべんとうデザイナーを開く

お弁当を4つの役割で考える

お弁当が成立するかどうかは、栄養や彩りが「役割」で揃っているかで決まる。このアプリは中身を4枠に分けて提案する。

・主菜。からあげ、鮭の塩焼き、生姜焼きなど、メインの一品 ・副菜。ブロッコリー、ひじきの煮物、きんぴらなど、野菜中心のもう一品 ・彩り。ミニトマトやにんじんの型抜きなど、赤や緑を足すもの ・すきま埋め。ミニ餃子やチーズちくわなど、隙間に詰める小さいもの

この4つが埋まると、茶色一色になりがちなお弁当が、見た目も栄養もそれっぽくまとまる。提案のたびに主菜と副菜の調理法が被らないよう(揚げ物と揚げ物にならないよう)にも軽く調整している。

詰め方の下絵まで出す

献立をリストで出すだけだと、結局「どう詰めるか」で手が止まる。そこで、ごはん・主菜・副菜・彩りの位置を弁当箱の下絵で示すようにした。左にごはん、右上に主菜、右下に副菜と彩り、という定番の配置がそのまま見える。

差し替えできるのが実用の肝

献立提案アプリは、全部を受け入れる前提だと使いにくい。「主菜はいいけど副菜だけ変えたい」が現実だ。だから一品ごとに「かえる」ボタンを置いて、その枠だけ引き直せるようにした。全体を作り直したいときは「考える」でまた別の組み合わせが出る。

条件も選べる。おとな/こども(子供向けはからあげやハンバーグが出やすい)、ふつう/時短(火を使わず詰められるもの中心)/野菜多め、の切り替えで、その日の状況に寄せられる。

実装の話

例によって外部ライブラリなしの単一HTMLで、具材はすべて絵文字。データは主菜・副菜・彩り・すきまの4カテゴリに、それぞれ調理法と「時短」「野菜」「こども向き」の属性を持たせた辞書にしてある。提案は、条件で候補を絞ってからランダムに1つ引く仕組みで、栄養バランスの一言(野菜が2品入っているか)も出している。サイト全体の手作りテイスト(白背景・手描き風の枠・蛍光マーカー)に合わせた。

まとめ

・お弁当の中身を主菜・副菜・彩り・すきま埋めの4枠で提案するアプリを作った ・弁当箱の詰め方の下絵まで出すので、配置で迷わない ・一品ごとに差し替えできるのが実用の肝 ・おとな/こども・時短/野菜多めで条件を寄せられる ・おべんとうデザイナーから。冷蔵庫の前で固まる朝にどうぞ