スリランカ航空 無料トランジットホテル 体験記

11月 14, 2023

スリランカ航空では,長時間トランジットの際に無料でホテルがついてくることが知られている.しかしながら,そのトランジットホテルまで向かうまでの道のりや,ホテルの質に関する記事はそれほど多く書かれていないのが現状である.そこで本記事では,謎に包まれたスリランカ航空のトランジット体験について,ここに残しておこうと思う.まず,スリランカ航空で無料のトランジットホテルを要求するまでの手順については下記を参考にしてほしい.

上記手順によってホテルを予約した後,実際に宿泊し,空港へ戻るまでの体験について説明していく.

私は2023年のゴールデンウイークの時期に旅行をし,当日のフライトは成田空港11:35発⇒バンダラナイケ国際空港17:25着の予定であった.夕方着なので余裕をもってホテルへつけるであろうと思っていたが,そう期待通りに物事は進まなかった.

バンダラナイケ国際空港に着いてタラップよりおろされ,バスに載せられて10~15分くらい移動し空港の到着ロビーへとたどり着いた.バンダラナイケ国際空港はきれいに整備された空港ではなく,全体的に暗い印象の空港だった.たどり着いたときは5月初旬で17:25だったのだが,外は真っ暗.不安を感じさせる雰囲気だった.

バスで空港の到着ロビーへたどり着いたあとは,他のブログにあるように大きな仏像が出迎えてくれ,その裏のTransit Counterも見つけやすい位置にあった.しかしここからが長い.

私は事前に電話をかけてトランジットホテルの予約を取り,e-mailに添付されていたホテルの予約を示すPDFを印刷して準備していたのだが,それをカウンターに提出してもすぐに話が進むわけではなかった.何で時間がかかっているのかわからないが,受付のスタッフはけだるそうな感じで手続きしていて,何回か電話をかけていたため,トランジットカウンターでの受付だけで相当時間がかかった.私が見るに,スタッフはそれほどトランジットホテルの手続きには慣れていないように見えた.ほかのブログにも書いてあったのだが,受付での手続きには20-30分ほどかかる.

受付での手続きが無事済んだのか,印刷してきたPDFにスタンプを押してもらい,次はイミグレーションに進むように言われた.ちなみに受付横に英語で張り紙が貼っているため,受付のスタッフが英語で何を言っているのかわからなくても何となくわかるようになっている.

受付横に掲示されていた案内

ホテルの予約を示すPDFにスタンプを押してもらった時点で19:10ほどになっていた.17:35到着のはずなのでもしかすると飛行機到着に遅れがあったのかもしれないが,それにしても時間がかかりすぎだと思う.

受付の案内通り,イミグレに行き,こちらも事前に印刷していたトランジットビザ(ETA,トランジットの場合は無料で取得可能)を提出し何とか入国.ETAはメールで送られてきた文面を印刷して見せたのだが,確認はかなり雑だったのでスマホでメールの画面を見せるだけでよかったのかもしれない.

イミグレ通過後,トランジットだったので特に荷物を受け取る必要はなく,そのまま検疫を通過し,空港の到着ロビーへと進む.イミグレを出ていくのは不安だったのだが,出てみると意外とロビーは人でにぎわっており,そこで迷っているとスタッフらしき人がどうしたの?と声をかけてくれるので意外と不安はなかった.広い到着ロビーでは,タクシーやレンタカーの受付が所狭しと並んでいて,スリランカ空港のブースはその側面のラインの一つとして並んでいた.ブースをみつけるのはそこまで難しくない.ちなみに,上の写真の案内では,SRILANKAN AIRLINES STOPOVER COUNTER AT THE ARRIVAL LOBBYと書かれている.

STOPOVER COUNTERに着いたら,スタンプが押された ホテルの予約を示すPDFを見せて,ここで小さな半紙のようなものを受け取る.その半紙にはホテルの名前,送迎の時間などが記載されており,その半紙を渡されたのち,手前の椅子で座ってホテルへの送迎を待っておくように言われたので,言われるがまま座って待つことに.

しかし,待てども待てども送迎の案内は来ない.途中で案内が来ないことが不安になってカウンターに質問するも大丈夫だから待っとけと言われる.結局19:40-20:10まで待っていた.20:10になると私のほかに,老夫婦も現れそのメンバーで空港前に停めてあるミニバンに乗るようにスタッフより案内された.

ホテルまでの道のりは少々混んでおり,ホテルのある市街地ネゴンボまで大体40分ほどかかった.同乗した老夫婦と私のホテルは違ったため,その分回り道をしているのだと思うが,それにしても時間がかかった.また,老夫婦が下りたホテルは私が宿泊したホテルよりグレードが高そうに見えたため,おそらくチケットの値段や人数によって扱いが変わるのであろうと推測する.

道中運転手よりいろいろ聞かれるのだが,筆者はアジア系の客引きっぽい運転手との会話はあまり好きじゃないのであまり楽しめなかった.案の定ホテルに到着したらチップを要求されたが,現金をもっておらず,1ユーロを与えようとしたところ,あきらめた表情をして去っていった.

私が宿泊したホテルは下記のカタマランホテルだった.

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g297897-d477847-Reviews-Catamaran_Beach_Hotel-Negombo_Western_Province.html

このホテル,広さは十分だったのだが薄暗く,トイレに向かう壁には正体不明の虫が張り付いているし,落ち着けなかった.夕食は遅くまでやっていて多分22:00くらいまでやっていたのだが食欲がわかずスキップした.ホテルのチェックイン時には空港でもらった半紙を渡し,明日空港行のバスが朝10時発であること,朝食が7:30-9:00の間であることを伝えられる.空港からホテルまでの送迎があるのは知っていたが,ホテルから空港までの移動が確保されているかどうかが不安だったため,チェックイン時は内心ドキドキしていた.現金ももっていなかったし,空港からホテルまでの道のりもザ・アジアのローカル街といった感じであまり整備されているように見えず,これを自分で移動するとなるとかなり大変だなあと思っていたため助かった.

翌日朝早く起きてホテル周辺を散策してみると,近くにビーチがあって気晴らしにはよかった.しかしながら,ビーチの砂は黄色で,波打ち際は川が氾濫した後みたいに濁った水が押し寄せていたため,沖縄のような白い砂浜を思い浮かべると期待外れになること間違いないクオリティだった.しかも,ビーチには物乞いがいるし(幸いホテルの敷地内には警備員がいるので,敷地内に逃げれば追ってくることはない),周りの景色も廃墟のようなビルがぽつぽつとあるようなものだったので,リフレッシュにはならなかった.この風景をみて,スリランカにはトランジット以外の目的で来ることなないだろうなと確信した.

そして朝食会場へと向かう.朝食はスリランカの伝統料理と推測される,小麦をスパイスとともに焼いたもの,玉ねぎとウィンナーの和え物,スープが出てきたが,食べなれたウィンナー以外は内に合わなかった.早々に食事を済ませ,10:00近くなってきたのでチェックアウトに向かうとバスが遅れていることを告げられる.まあ仕方ないだろうと思って待っていたが予定の時刻より30分も遅れて到着した.予定の飛行機は13:05発で余裕があったのだが,筆者は空港のラウンジで一服したかったので,この遅れにはイライラさせられた.

ホテルから空港への道のりはスムーズで,昨日よりは少ない時間で空港に到着することができた.到着後はスムーズで所定のゲートから保安検査,出国手続きまで15分もかからなかった.昨日あれほど時間をかけてホテルまで行ったのが嘘のように時間がかからなかった.もしかすると,お金時余裕のある人はスリランカ航空の無料のホテルトランジットを使うよりも,空港内についているホテルであったり(ただし評判は悪い),空港周辺の評価の高いホテルに宿泊する方が良いのかもしれない.

ちなみにトランジットホテルの値段は以下のような感じだ.空港ラウンジのすぐ隣にドアがある形で,あまりおすすめできるホテルではないが,もし面倒な手続きを省きたいのであれば,宿泊の選択肢としてはありとなるだろう.

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Posted by vastee