仕事がつらいときはバカンスを考えろ
仕事がしんどいとき、次の旅行先を調べるようになった。
逃避だと思ってた。でも最近、これが判断の質を上げてることに気づいた。
渦中にいると、感情が判断を引っ張る
締め切りが迫ってる。上司の反応が読めない。チームの空気が悪い。そういうタイミングで「このプロジェクト、自分に向いてるのか」「この会社にいていいのか」を考えると、答えがどんどん暗くなる。
感情が先に答えを出して、思考がそれを正当化する。あとで冷静になると「なんであんな結論を出したんだろう」となる。
問題は判断力が落ちてるんじゃなくて、判断の入力が汚染されてることだ。
バカンスを考えると「引いた視点」が取り戻せる
ここで次の休暇の計画を考え始めると、頭が切り替わる。
どこに行くか、何泊か、何を食べるか。3ヶ月後の自分が旅先にいる絵を想像する。すると不思議と、今の問題が少し遠くに見える。
「この案件、3ヶ月後の自分から見てどうだろう」という問いが立てやすくなる。渦中にいたときには見えなかった構造が、少し見えてくる。
別に旅行が好きじゃなくてもいい。要は「今ここ」から意識を引きはがすきっかけを持つかどうかだ。
感情をゼロにするんじゃなくて、距離を取る
誤解したくないのは、「感情を排して論理で考えろ」という話じゃないことだ。
感情を無視した判断は、それはそれで信頼できない。「なんか嫌だ」という感覚は、多くの場合ちゃんとした情報を含んでいる。
ただ、その感情を「今この瞬間に」処理しようとするのが問題だ。疲弊してるときの感情は増幅されてる。少し距離を置いて、落ち着いてから改めて向き合う方がいい。
バカンスを考えるのは、その距離を物理的に作る行為だと思ってる。
つらいときに出した結論は、少し保留する
今はこれを習慣にしてる。
仕事でしんどくなったら、まずバカンスを考える。行き先でも、何を食べるかでも、宿のタイプでも。それで少し頭が切り替わったら、改めて問題を見る。
そこで出た判断は、渦中で出したものよりだいぶマシなことが多い。
つらいときに出た結論は、すぐ実行しなくていい。少し持ち越して、バカンスを一度想像してから判断しても遅くない。