“sledge hammer” approachの意味することは?[技術スラング]

Googleの提供する深層学習フレームワークFlaxのドキュメントを読んでいると“sledge hammer” approachという表現に遭遇。

Linen supports the capture of intermediate return values from submodules automatically without any code changes. This pattern should be considered the “sledge hammer” approach to capturing intermediates. As a debugging and inspection tool it is very useful but using the other patterns described in this howto.

https://flax.readthedocs.io/en/latest/howtos/extracting_intermediates.html#use-capture-intermediates

この表現が用いられている文を抽出する。

This pattern should be considered the “sledge hammer” approach to capturing intermediates.

直訳すると、
「中間(の重み)を抽出する方法としては、“sledge hammer” approachだと考えられる。」
ということになる。

そして、 “sledge hammer” approach というのは、”take a sledgehammer to crack a walnut”というフレーズからきており、直訳すると「クルミ1個を割るのに大斧を使う」、転じて「小さな問題に対して大げさな処置をする」意味となる。

これを踏まえて先ほどの文を考えると、「capture-intermediateという手法は、中間を抽出する方法としては大げさなものなので、デバッグとか検査ツールとして使うのはいいけど、本番では避けた方がいいよ」という意味となる。

参考: http://eigo-1-1.blogspot.com/2010/11/sledgehammer.html

このようにツールのドキュメントや情報系の論文では、スラングが使われてることがあるため、今後も自身の勉強用にブログとして残していきたいと思う。

以上。

技術スラング

Posted by vastee