IEEEtran(LaTeX)でよくある体裁の崩れと注意点
結論を先に。IEEE論文は IEEEtran クラスで書きます。よくある崩れは、二段組レイアウトで図がはみ出す、参考文献スタイルが指定どおりにならない、余白やフォントを勝手に変えて規定違反になる、の3つです。テンプレートはいじらず、図と参考文献の作法を守れば整います。
クラスの指定
会議かジャーナルかでオプションを変えます。
\documentclass[conference]{IEEEtran} % 会議\documentclass[journal]{IEEEtran} % ジャーナル図がはみ出す
二段組では、1カラム内の図は figure、2カラムぶち抜きの図は figure* を使います。これを取り違えるとはみ出します。
\begin{figure}[t] ... \end{figure} % 1カラム\begin{figure*}[t] ... \end{figure*} % 段ぶち抜き参考文献スタイル
IEEEtran 付属の bst を指定します。
\bibliographystyle{IEEEtran}\bibliography{refs}やってはいけないこと
余白・行間・フォントサイズを勝手に変えるのは規定違反で、リジェクトや差し戻しの原因になります。テンプレートの体裁はそのまま使うのが鉄則です。
まとめ
- conference / journal のオプションを正しく指定
- 図は figure(1段)と figure*(段ぶち抜き)を使い分ける
- 参考文献は IEEEtran の bst を指定する
- 余白やフォントを改変しない
- 関連:IEEE Accessへの投稿で躓いた点