スペックルを用いて隠れた位置にある物体を追跡[CVPR][論文読み]
Tracking Multiple Objects Outside the Line of Sight using Speckle Imaging (CVPR2018)
目的
障害物によって隠れた位置(Non-Line-Of-Sight)にある物体の動きを追跡すること.
技術的なキモ
物体とスペックルの動きの関係をシンプルに定式化したこと.
物体の動きによるスペックルパターンをシンプルな解法で抽出したこと.
以下に抽出の方法を簡単に説明する.
物体の動きによるスペックルパターン Iprim(p) は,壁のテクスチャ R(p) によって変調され,さらに2次スペックルパターンも含まれるので,カメラで観測されるパターン I(p) は以下のように定義される.
ここで,平均画像(オブジェクトの動きを捉えた動画像の平均)を算出.
平均画像には,R(p) と Isecon(p) が含まれていると仮定.
最後に,カメラで観測した画像を平均画像 Imean で割ると Iprim(p) が抽出される.
複数物体の動きを分離するためのクラスタリング手法を提案 ( 読んでないので把握してません ) .
先行研究との違い
複数の物体の動きを追跡できるようにした.
実験結果
隠れた場所にある物体の動きを正確に追跡できている… すごい!
議論
応用先
救助活動やリモートセンシング,監視,医療に活用と論文に書いてあった.
備考
動画あり.
ディスカッション
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