「Microsoft Visual C++ 14.0 or greater is required」の対処

Windowsで pip install すると、こう止まることがある。

error: Microsoft Visual C++ 14.0 or greater is required.
Get it with "Microsoft C++ Build Tools"

これは、CやC++で書かれた部分を含むパッケージを、ソースからビルドしようとしているのに、Windowsにコンパイラが無いために起きる。

対処1:まずpipを最新にする(多くはこれで回避)

主要なパッケージは、ビルド済みの「wheel」を配布している。pipが古いとwheelを取得できずソースビルドに回ってしまうので、まずpipを上げる。

py -m pip install --upgrade pip
py -m pip install パッケージ名

wheelが見つかればコンパイル不要になり、このエラーは出ない。Pythonのバージョンが新しすぎて対応wheelが無い場合もあるので、その時は安定版(1つ前のマイナーバージョン)を試す。

対処2:C++ビルドツールを入れる

どうしてもソースからビルドが必要なら、コンパイラを入れる。

  1. 「Microsoft C++ Build Tools」をダウンロードして実行
  2. インストール時に「C++によるデスクトップ開発」(Desktop development with C++)を選ぶ
  3. 完了後、もう一度 pip install する

これでコンパイラが用意され、ビルドが通る。

まとめ

  • 原因:C拡張をソースからビルドしようとしてコンパイラが無い
  • まず pip を最新にしてwheelを取りにいく(これで済むことが多い)
  • 新しすぎるPythonなら安定版を試す
  • それでも必要なら「C++ Build Tools」を入れる