EC2で作成したインスタンスは起動していないときにも課金される[AWS]

8月 9, 2020

EC2が従量課金制なのは、多くの人が知っていると思う。しかし、インスタンスを停止しているときに、EBSにかかる料金に関して考える人は少数だろう。

EBSとはインスタンスの記憶領域のことで、デスクトップPCで考えると、SSDやハードディスク、外付けハードディスクなどにあたる。そして、インスタンスを起動していないときは、EBSの容量に応じて課金されるシステムになっている。

公式の説明を基に、SSDで1500GBのEBSをインスタンスにアタッチした時の1か月分の料金を考えてみる。

公式の説明は以下にあり、「汎用 SSD (gp2) ボリューム」がSSDのときの料金である。そして、gp2の場合、ひと月分の料金は1 GB あたり 0.12USDとあるので、これを1500GBにして考えると、ひと月当たり 0.12GB x 1500GB = 180USD かかってしまう。インスタンスを停止していたとしても結構な額が課金されるので油断はできない。

https://aws.amazon.com/jp/ebs/pricing/

どうしてもEBSを保存したいのであれば、スナップショットを作成することがおすすめだ。料金が1 GB あたり 0.05USDなので、gp2をEBSのままで保存するのに比べて半分以下の料金で済むからだ。

AWS

Posted by vastee